A8にはナイトビジョンシステムがオプション装備されます。
シングルフレームグリル内アウディエンブレムの奥に装着されたサーモグラフィーカメラで遠赤外線を感知。
前方300mの範囲にある熱源体を撮影します。
カメラで撮影された映像は、DIS(ドライバーズインフォメーションシステム)にモノクロ画像で表示されます。
DISとは、速度計とタコメーターの中間にある様々な情報を表示するディスプレイのことです。
前方15mから90mの範囲に人を感知すると、「黄色」のマーキングがされ、
更に、車両の進行方向に入ってきたり、衝突の危険を察知すると「赤」のマーキングに変わり警告音を発します。
ヘッドライトの照射距離よりも更に遠方の歩行者を発見できますし、マーキングと警告音により夜間走行の安全性を格段に高めることができます。
実際に使ってみましたが、優れものです。
温度の高いところは明るく(白っぽく)、低いところは暗く(黒っぽく)表示されます。
人間や動物は周囲の建物や道路よりも温度が高いので、明るく表示されます。
ソウトウェアも優秀で、二足歩行をする「人」にはマーキングをしますが、
それ以外の四足歩行の動物や、自転車に乗った人にはマーキングをしないプログラムになっています。
私が気になったのは、サーモグラフィーカメラで見える映像。
マフラーが真っ白ですね。
熱そうです。
高速走行中は
マフラーもですが、タイヤが真っ白です。
タイヤは相当な熱を持ってますね。
福島市からの帰り道
高速道路走行中は「アダプティブクルーズコントロール」で先行車を自動追尾。
「サイドアシスト」で後方からの並走車を検出。
「プレセンスプラス」付きなので追突や追突される危険性も車が察知してドライバーに警告。
「レーンアシスト」付きなので、車線を逸脱しそうになるとハンドルの振動でドライバーに警告。
「ナイトビジョン」で300m先まで映像化。
郡山まで、ハンドル操作だけでした。
A8、改めて思いました。。。ハイテクです。
近い将来、ドライバーは要らなくなってしまうのでは?と感じてしまいました。
H.Nanaumi